清水金魚スタッフblog

　　　　―　売れない時代に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　売るテクニック　―



上司批判！！


お店でも会社でも新人の時は、右も左も分からずただ一生懸命仕事を覚え、こなしていくのに精一杯の日々を過ごしていたと思います。

それが数年たち自分の仕事が見えてきて、会社全体の様子が分かったと勘違いする時期が来ます。

まずそこが分岐点自分なりに頑張ろうと思うか、そこを去るか、かなりの皆さんが通る壁でしょう。

今回はそこを乗り越え、自分の力でお店を（会社を）良くしようと頑張っている方へのお話です。




この頃になるとお店の悪いところや店長や上司の悪いところが見えてきます。

「店長は何を考えてるんだろう」

「お店の売り場にあまり居ないから現場の事が何も分かってない」

「自分だったらこうするのになんでみんなやらないんだろう」

「なんであの人が店長（上司）なんだろう」

「決断力もないし、何も実行出来ない」

こんな不満がいっぱい出てきます。

あなたが仕事の出来る人なら尚更です。



しかもあなたが思っている事はほとんど正しいでしょう。

実際周りでもそう思っている人がほとんどのはずです。
そうして悪口や陰口を言ってその事が通らない、意見が通じない、改善されない、・・・　店長が悪いからで済ませているのです。

自分はそこを指摘しているのに直さない店長（上司）や周りが悪い、自分はここまで考えてるし指摘してるのに・・と




さぞかしあなたは満足でしょう。
自分のお店の、店長の粗探しばかりしてそれをお店の為だと言わんばかりに正義を振りかざす。だから言ったじゃないかと・・



ここからです。あなたがもう一回り大きくなるのは
言ったじゃないか、それが出来ない店長（上司）が悪い。
俺は言ったからもう知らない。

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(心の声)
こんな奴らばかりです。バカか。いつまでもガキみたいなこと言って逃げてるんじゃねえよ会社や上司に完璧を求めるなんて新入社員のガキが言うことだろう。こんな会社（店長）だめだ～と思ったらサッサと辞めろよ。
そんな社内評論家は要らないんだよ。

小さい子供は親に完璧を求めます。そしていつも親が自分の為に何かしてくれるのを待っています。
でも子供が大人になって来ると、親のダメな所や足りない所、弱ってきたところ補いその時、親がしてくれてきた事を知り、理解し労わろうと思うのです。そして親も自分の子供が大人になったと実感するのです。

そんなあなたの姿を見ても何も反応しない上司ならば、簡単にあなたが抜ける筈です。
もう少し頑張ればあなたがその店で欠かす事の出来ない存在になれるのです。
そんな上司がいるあなたはチャンスをもらっているのです。



(これはメインブログ　SHIMIZU EXPRESS　では書けない私の心の声です。)

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そんなあなたの向上心をちょっと変えてみましょう。

あなたが責任者になる階段を登るにはそんな上司の悪口ばかり言ってるだけでなく、いつまでも上司に完璧を求めるのではなく、上司のダメなところ、あなたが指摘している足りないところをフォローして、補って行くかを考えるべきなのです。

店長（上司）になっている人には経験や優れている部分は、たくさんあるはずです。その部分を勉強させてもらいながらみんなが足りないと思っている部分をあなたがどう補って行くかそして、今まであなたと同じように批判ばかりしている周りの人たちを上手く動かして、前を向かせる橋渡しになる。それを考えるべきなのです。

それが出来て初めて上司にも信頼され周りにも信用される。そして今まで批判していた上司の優れたところも見えてきます。

大変な事ですが、あなたがそのお店（会社）でスキルアップをはかるには一番大切な事だと思います。


まず、欠点をもった上司を批判ばかりして終わりではなく、どうフォローして補っていくかそれを考えることが大切なのです。

大人になってみれば、それはそれで他の苦労も分かってくるものですよ。